前回の続きのお話です.
02と同じように生徒会メンバーたちの会話なので読まないでも大丈夫です.
これでお話のほうは終わりです.
お付き合いくださった方ありがとうございます,そしてお疲れ様でした(笑)
続きのちょっとしたおまけは拍手にあげますので,あげましたらまた報告させていただきます.
それではそちらの準備に行ってきます.オス.
同時刻。
学園祭指令本部脇、料理室内。
「会長~、なーんかとんでもないことになってますよぉ」
「ル、ルルがライとキスだなんて……そんな、嘘よ………」
「若干一名、再起不能になっちゃってるし」
「ルルーシュとライがそんな関係だったなんて知らなかった。知りたくなかった…」
「あ、こっちにも」
「想像以上だったわ! あんな公衆の面前でキスするなんて!」
「あれはただの事故でしょう。転んだライを支えようとしてまきこまれたルルーシュとの事故ですよ、事故。だからシャーリーもカレンもそんなに気にすることじゃないよ」
「俺がルルーシュだったら記憶を飛ばしてくれって思うくらいの事故だけどね」
「そんなのライに失礼じゃないか。僕は……」
「はいはいストーーーーップ! それよりもあの二人どこに行ったのよ、折角の第二衣装が無駄になっちゃうわ!」
「第二衣装って…まだ何か準備してるんですか?」
「当たり前よ。こうなることを見込んで咲世子さんにも協力してもらったんだから。ルルーシュにかっこいい格好だけさせるなんて、そんなことしません!」
「うわー、この人鬼だ」
「? スザク君なにか言った?」
「いえ…なんでも……」
「ミレイちゃん、ミレイちゃん」
「なぁに、ニーナ。見つかった?」
「ライさんのブーツに埋め込んだ探知機なんだけど、ある一箇所で止まっちゃってそこからずっと動かないの」
「迎えに行くわ、どこ?」
「だ、男子トイレ…」
「リヴァル!」
「えぇ、俺ですかぁ!」
「当然よ、何をしてても連れ戻しなさい。いい? 何をしててもよ!」
「何してるっていうんですかぁ!」
「わからないじゃない! ほら、さっさと行く! ルルーシュのためにライと色違いのメイド衣装を準備してるんだから!」
「ちぇっ、人使いが荒いんだから…」
「さ、学園祭開催宣言も済ませたし私たちも楽しむわよー! ほぉら、シャーリーとカレンも沈み込んでないで楽しみましょ! 折角のお祭りだもの,楽しまなきゃ損でしょ?」
END
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